粉彩草花文高台皿
粉彩で描かれた花蝶文が華やかな高台皿を、茶壺や蓋碗を乗せる壺承として、ご紹介いたします。
清代から民国期にかけて流行した広彩とも呼ばれる器です。開港していた広東省から、器の名産地である江西省景徳鎮は遠く、海外からのニーズに細やかに対応するには時間がかかりすぎました。そこで、器の素地は景徳鎮で焼き、絵付けを広東の職人にゆだねるという分業制が長く行われていたそうです。
広彩というと、薄い胎に金彩も織り交ぜた煌びやかで緻密な絵付けが施された高級輸出品のイメージが大きいですが、こちらは民窯ならではの大らかさが魅力。華南エリアの人々の生活美を感じます。それまでにはなかったパステル調の色合い。今の時代の我々から見るとレトロで、かつ独特の異国情緒があふれていますね。時代背景に胸高鳴る一皿です。海外貿易で栄えた華僑の汕頭の邸宅には、このような色彩の瓦が使用されていましたよ。
同時入荷の輪花の高台皿とはまるで揃えのように雰囲気が類似しています。組み合わせてみるとあまりの可愛らしさに思わす声が出てしまいました。こちらは定番の蓮池で、これからの季節にぴったりです。
色合いは、光源やモニターにより見え方が異なります。傷の拡大写真は、あえて暖色の室内蛍光灯下で、それ以外は晴天時曇天時種々の自然光の下で撮影いたしましたので、どうぞご参照ください。
幅:約21 × 16cm 高さ:約5cm
状態:古物(上から見ると分かりにくいですが口縁には小さなカケが3カ所、大きく補修した箇所が1カ所、高台には3カ所大きく補修跡があります。)
※こちらは古物ですので、写真や下記の状態をお確かめの上、ご質問がございましたら、お問い合わせフォームよりお尋ねください。
(入荷数:1)
粉彩草花文高台皿