赤絵福寿三多文蓋碗

通常価格 ¥29,800 販売価格 ¥29,800
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説明

矾红fánhóngと呼ばれる赤絵の印判の古い蓋碗です。同時入荷の粉彩中国結文蓋碗同様に亀甲文がぐるりと取り囲んでいます。民国期の流行でしょうか。印判のずれや文様の擦れに、民間で愛されてきた雑器らしさが多分に見受けられます。

メインとなるのは、三種の果実をひとまとめにして表現した三多文で、8カ所押されています。仏手は福を、桃は長寿を、柘榴は子孫繫栄を表します。赤いひと塊のシルエットとなっているので一見するとお花のようですが、文様の意味を知っている方には、とても福々しい蓋碗であることがお分かりいただけるかと思います。

茶杯部分と蓋部分の色合いが異なり、蓋は黄色味があります。

胎土や釉薬に含まれる鉄分が高温焼成時に溶け、表面ににじみ出て再凝固し黒く点となった鉄斑は、民窯らしい趣として普段は特筆しておりませんが、こちらの見込みには写真の通り、かなりまとまった量で大きく立体的な黒褐色の粒が焼き付けられています。窯内の灰や不純物が、焼成中に釉面に落ちて焼き付いたものも合わさっているかと思われます。また、これらをコーティングするよう透明に塗り重ねられた跡も見られます。

蓋の持ち手の高さは短く、縁の反りもあまりないためお茶を淹れる蓋碗としては、あまり扱いやすくはありません。

上記の点もございますので、お気になさる方はご注意ください。中国らしい招福の赤で彩られた蓋碗です。飾ると部屋がいっきに華やぎますよ。

口径 10.3cm 高さ8cm  容量約100ml(茶葉無しで)

状態:古物(茶杯部分:口縁にカケやヒビはみられません。高台裏に貫入ありますが、水漏れはありません。見込みに鉄斑多数あり。/ 蓋部分:カケ1カ所あり)

※こちらは古物ですので、写真や下記の状態をお確かめの上、ご質問がございましたら、お問い合わせフォームよりお尋ねください。